不動産クラウドファンディング投資「みんなで大家さん」が危ないのか調べてみました。
【完全版】みんなで大家さんは危ない?後悔・失敗した口コミ【後悔しない投資知識】
ソーシャルレンディング投資やクラウドファンディング投資には必ずリスクがつきます。銀行預金のように元本が保証されて「絶対に大丈夫!」ということはまずないです。
絶対に元本が大丈夫で利回り7%確定できる投資だったら、全世界の人が「みんなで大家さん」するに違いない。じゃあ、なんで投資しないのかということです。
【まとめ】
- 「みんなで大家さん」は16年以上の実績(元本割れなし)
- 匿名組合スキームが心配
- ローリスク、ハイリターンで危険性ある(預金感覚ではいけない)
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みんなで大家さんが危ないと言われる理由
「みんなで大家さん」に危ないと不安に感じる投資家初心の方も多いはず。
みんなで大家さんが危ないか危なくないかを考えてみます。
みんなで大家さんが危ない・やばい理由 ポンジスキーム詐欺ではなく決算書に不安あり
匿名組合スキームが危険
個人投資家からは自分の出資したお金がどう使用されているか全くわからない。
ポンジスキーム詐欺
匿名組合スキームとポンジスキームの違いは調べるすべがないです。
初心者投資家が匿名組合スキームとポンジスキームの違いは全くわからない。
関連:みんなで大家さんの口コミ・レビューを2ch(5ch)掲示板で調べてまとめてみた
詐欺の可能性
ソーシャルレンディングやクラウドファンディング投資は詐欺の案件もちらほらあります。
サタンプロジェクト・革命基金・ジュビリーエース・PGA・FXsuit・マイニングエクスプレスなどなど、投資系詐欺が過去にはありました。
安愚楽牧場はプレジデントに載ってたから安心と思った方もいたようですが、実際は破綻しました。
「和牛オーナー制度」が行き詰まり、2011(平成23)年に経営破綻した安愚楽(あぐら)牧場(栃木県那須塩原市)について、違法な勧誘だったにもかかわらず適正な監査も怠ったとして、出資者64人が、元監査役(死亡)を相手取り、約1億1千万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、神戸地裁は21日、原告の請求を棄却した。
引用:安愚楽牧場の破綻について
元本保証がない
出資法により元本の保証ができません。銀行の預金と違い投資になるので、投資した額より減額することもありえます。
関連:みんなで大家さんの成田開発現場 ゲートウェイ成田がやばい件について
テレビCMが怪しい
「みんなで大家さん」のテレビCMが怪しいという意見もありました。
テレビでCMできるぐらいの運用資産があるということなので、筆者は特段危ないとは思いませんでした。
投資金額が1口100万円と高い
みんなで大家さんは投資金額が1口100万円からです。投資初心者にしては、けっこう大金になりますね。
現在は不動産クラウドファンディング投資で1万円からはじめられるクラウドバンクやCOZHUCHIなどもありますので、「みんなで大家さん」は高額のクラウドファンド投資になります。
COZUCHIの怪しい評判・口コミを調査【ポンジスキーム詐欺ではない】
典型的な注意ワード 預金感覚・安心を連呼している
利回り7%をうたっているのにも関わらず、預金感覚、安心を連呼しているHP。
利回り7%の配当を受け取るには当然リスクがつくもの。預金感覚という言葉がちょっと怖いですね。
貸借対照表でみると資金繰りはギリギリ
ゲートウェイ成田ファンド
ゲートウェイ成田ファンドで集めた860億円の分配金。償還金に問題がないのか。
利回り7%で毎年60億円の分配金を支払う必要があります。
10年で600億円の分配金と考えると、ゲートウェイ成田をデベロッパーに売却したとしても倍額の値段じゃないと償還金に足らないような気がしますね。
みんなで大家さんの成田開発現場 ゲートウェイ成田がやばい件について
みんなで大家さんが大丈夫と言われる理由が危ない
「みんなで大家さん」が大丈夫であろう、危なくないと言われる理由も考えてみました。
当たり前ですが、投資なので絶対に大丈夫ということはまずありません。分配・償還金の延滞・貸し倒れリスクなどは必ずあります。
まれに運用会社のクラウドバンクが詐欺に巻き込まれた事案(詐欺事件)もあります。こればかりは事業者の責任ではないと思いますがね。
クラウドバンクのやばい評判・口コミ・危ない理由を調査【全然怪しくない】
元本評価割れなし
「みんなで大家さん」は現在まで元本評価割れなし。過去1度も想定利回りを下回ることがなかった。
→16年間元本割れなしはすごいですね。
※ 今後、すべての商品において元本割れが生じないこと、また、想定利回りが確保されることを保証するものではない。
短期運用
約3年から5年の短期運用です。長期になればリスクの割合も増えます。
→長期10年投資に比べれば3年は短期に思えますが、それでも投資初心者にとっては長いような気もしますが。
6か月の短期投資もあるCOZUCHIの不動産クラウドファンディング投資をおすすめします。
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譲渡により換金可能
1度購入しても権利を譲渡することができます。その場合の分配金の受け取りはできませんが出資金の返還は可能です。
→出資金の返還ができるのは安心材料ですね。
通常の投資不動産を買うよりリスク(危険性)が低い?
通常の不動産を購入するより資金が少なくてすむ点。管理や修繕・入居募集などの経営は不動産のプロが行うという。
→全く知識のない投資家が実物不動産を買うよりは危険性が少ないということでしょうか。よほど売却に困難になるような投資不動産をつかまなければ、匿名組合スキームの方がリスキーなのではと思います。
元本の安全性が高い?
仮想通貨のような日々の価格変動がない。不動産の賃料を分配することで比較的高い利回りを実現している。
→不動産賃料は値下げすることもあり、賃貸用不動産の土地や建物の価格は常に変動します。元本の安全性と投資用不動産の価値の安定とは全くむすびつかない。
J-REIT(不動産投資信託)のような価格変動がない
J-REITのような価格変動がありません。
「みんなで大家さん」は、年に1回、賃貸利益をもとに対象不動産の評価額を算定する仕組みのため、J-REIT のように日々の価格変動がありません。
→J-REATではなくても、投資用不動産の土地価格や賃貸収入は日々変動している。売却する時に買の価格で売れなければ投資家に返却する償還金に充填できないのでは?
【J-REATとは】
J-REATとは、証券取引所に上場している「投資法人」の投資口を購入する仕組みです。
投資法人は不動産に投資するための一種の会社であり、投資家は不動産投資の結果の収益を分配金として受け取ります。
投資法人の投資口は株式のようなもので、市場で流通し粒度性が高い反面、価格が変動し、景気によって上下します。
優先劣後システムを採用
出資法により元本の保証は禁じられています。
「みんなで大家さん」は優先劣後システムを採用、賃貸利益による対象不動産の評価額が下落しても、20%以内であれば出資元本の評価に影響はないという。
→優先劣後システムを導入しても元本が20%以上毀損してしまった時に投資家の出資金は保全されない。
まとめ
「みんなで大家さん」が危ないと言われる理由をあげてみました。
投資に絶対大丈夫はありませんので、すべては自己責任でお考えくださいませ。
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